雑記・日記

知的好奇心を忘れた社会人

「学校や大学で勉強したことは意味がなく無駄だ。社会に出たら経験がすべてだ。」

 

とある大学の就職セミナーで登壇した企業の人事が言った言葉だ。

 

私は、最初この言葉を聞いた時、ちょっと悲しい気持ちになった。

 

「意味がないことだったのか…orz」と思ったからではない。

 

こういう人は「意味があるかないか」でしか物事を見れていないのか…と考えて、ちょっと悲しい気持ちになったのだ。

 

元からこういう思考の人なのか、社会人とやらになってからこういう思考になったのかはわからないが、言葉の言い方からして、「勉強は意味がない」「社会に出たら使わない」「君たちがやってきたことは意味がない」みたいに言っているようで、「う〜ん」と思った一言だった。

 

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私は最近、知的好奇心というものについて考えることが多くなった。

友人・知人に子育てしている人が増え始め、純粋に知的好奇心丸出しでいろいろ聞いてくる子供たちと接する機会が増えたからだ。

 

人は「不思議だな」と感じたことや「どうしてだろう」と思ったことを自然と知りたがるものだ。

勉強等は根本的に全て、この知的好奇心が基となっているものだと思う。

 

物事に興味を示し、「知りたい」とか「やってみたい」と思うことは、「意味があるかないか」などで線引きするものではないと思う。

 

あの人事は「意味がないこと」と主張していたが、私は、上記の理由から、意味があるかないかで断定するものではないと思う。

 

学校を卒業し、働き始めたら経験が重要だということはよく分かる(というか学生だろうが誰だろうが経験は貴重で、何にしても自身の財産になるとは思うが。)

仕事を通していろいろなことを経験し、学ぶことがビジネスマンにとって重要だと言いたいのだろう。

しかし、学問・研究・勉強などと並べて、意味があるとかないとか述べることは間違っていると思う。

 

社会人になり、仕事に忙殺され「知的好奇心」を忘れてしまっている人は少なくないかもしれない。

 

社会人であろうが、学生であろうが、意味があろうがなかろうが、「知りたい」や「不思議だな」と思った自分の心に対して、素直に、知的好奇心全開で生きていければいいなぁと思う。

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Author - Taishi Suzuki
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バンコク在住5年目/WEB屋/旅ブログ「BE AMBITIOUS」を運営しています。Japanese travel blogger / I'm based in Bangkok and regularly travel throughout the region.