三大洋の境界線|by国際水路機関
世界の三大洋と言われている、太平洋・大西洋・インド洋。この3つの大洋の場所はなんとなく分かっている人がほとんどだと思いますが、それぞれどこを境界としているかご存知でしょうか。
この3大洋の境界線は国際水路機関(International Hydrographic Organization 通称IHO)という機関が定義しており、以下のように分けられています。
・太平洋と大西洋の境界
南アメリカ大陸の最南端ホーン岬から南極大陸に至る西経67度16分線
・大西洋とインド洋の境界
アフリカ大陸の最南端アガラス岬から南極大陸に至る東経20度1分線
・インド洋と太平洋の境界
これが少し複雑なのですが、マレー半島の先端部から、マラッカ海峡、スマトラ島西岸・ジャワ島とスンダ列島南部を通り、オーストラリア北西部のロンドンデリー岬あたりから、オーストラリア西岸、南岸を通り、最南端のサウスイースト岬あたりから南極大陸まで南下する東経146度49分25秒線となっています。
このように、3つの境界線はすべて各大陸の最南端部を通る経線で区切られています。